2019-03-20

夕張 丁未の遺構と万字への古道

もともと、夕張の丁未から万字への山越えの道は現在の道道とは大きく異なり、志幌加別川沿いに奥に入ってから支流の谷沿いにぐっと上がっていく道筋でした。

この旧版地形図「夕張炭山」 T5測量S7-7-30発行では三角山の方を通る現在に近い道筋が主流だったようですが、それでも川を奥に入ってからです。

そこに何があったのか? 確かめようと行ってきました。しかし結果的にはちょっと失敗でした。


めろん城の手前になりますか、仏像もあるような園地から入っていきます。

これが丁未の坑口。

川を渡渉すると、廃道が続いています。

地図に記した地点で、右脇が少し開けて、このようなパイプの遺構が。 奥にコンクリートが見えますが、これは砂防ダムが連続しているためです。

パイプがあるという事は、この先に遺構が?と思ったんですが、道は高度を上げていきますので、これは埋められた坑口から出た排気・排水パイプではないかと。

失敗というのは、この地点から左に急角度に万字への廃道があるはずだったのに、現地で廃道分岐に全く気づかなかった事です。 ハッキリ目に見える道を追ってしまいました。

少し開けた感じですが、道はここで切れて、右手へスイッチバックします。

写真右端が来たルートで、切り返して写真左でぐっと登ります。

登った所に少しスペースがあって、さらに切り返して川沿い方向に登ります。この地点で、先ほどの連続砂防ダムの川が見下ろせ、そこに錆びた張ったワイヤーが一筋見えました。という事は、その川付近に遺構があったという事ですが、砂防ダムに潰されてしまって入っていく事もできません。

少し開けた道となりますが。

そして唐突に道が消失、かと思ったのですが、どうやらまた切り返して斜面をぐっと登る場面のようです。この先には遺構はないなと思ったのと(出炭しているのであれば運送しやすいルートがあるはず)、万字の方に抜けるつもりはなかったので、ここで引き返しました。

小松と丁未の間の川沿いの遺構に渡る廃橋です。渡渉できるか探りましたが、急速な雪解けで斜面が緩かったので断念。

これは川に面した小松の坑口群。



これは歴史村の敷地内になりますが、建物かと思ったら窓もないコンクリの箱状で、発電所の遺構でしょうかね。


大新坑にも行きましたが、それは別の記事で。

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