朝日炭鉱についてはすでにネット上に多くの探索記録がありますが、ざっと見た所では古い地形図にある元々の朝日炭鉱について調べたものは見当たらないので、炭鉱軌道跡の道をたどって現地に行ってみました。
国鉄線の1段上の平場が炭鉱軌道跡の道となります。こちらの方が地形・線形がハッキリしています。
川を対岸に渡る所ですが、ヒューム管を通した暗渠で崩落など無くしっかりしています。
道の脇に遺構です。
窓が無くコンクリ製で鉄の扉ですから、火薬庫ではなかったかと。
そして坑口現場付近の道の分岐に着くと、ログハウスとプレハブがありますが、炭鉱とは無関係でしょう。現在の林道はここから左手の谷間をぐいぐい登り始めますが、古い地形図で地形ををよく見ると昔の道筋はそれではなく、ここから少し川沿いに入った隣の谷間に出る廃道の方です。
これがその隣の谷で、ここが昔の炭鉱エリアだと思います。3方向くらい廃道分岐があり、少し入ってみましたが遺構は無し。全部を奥まで調べていませんが、コンクリの類を豊富に使う以前の時代だったという事でしょう。
現在の地形図には山を越えて戻る点線道があるので、そこを通って戻ることにしました。その途中の道脇にコンクリの遺構と割と新しい小屋が。
その左上は誰かの隠れ家か別荘でしょうかねえ。
このコンクリは時代が古く、炭鉱時代のものでしょう。貯水槽?
あとは遺構は無し。 登った辺りで廃道分岐があったので調べましたが、建物の土台のような地形があったもののコンクリではなく土地を整形しただけで、これも古い時代のものでしょう。
上まではスノーモービルの跡がありましたが、途中で引き返していて、点線道の方も廃道といった感じだったので、そのまま地図にない道を進んでみました。道筋はしっかりしていますが車道の規格ではなく、古道ですね。往々にして古道は山奥の尾根付近ほど保存状態が良いです。
眼下に朝日町の家並みが見え、道も急降下となって無事に戻れるかと思いましたが、先に見える地形が嫌な予感をさせます。
古道は斜面ごと崩落したと思われ、国鉄線沿いという事でコンクリで斜面処理されていて消失。別の降下ポイントを探し、一番まともそうだったこの斜面を降下しました。つかまるための木が少なく、雪解けで足元が非常に柔らかくて、慎重に行かないと加速して下の倒木に串刺しになるので、泥だらけになってしまいました。
荒れていたのでパスした点線道の方の麓は、こんな感じでした。 危険はないけど面倒そうですね。
というわけで、遺構を見つけるという意味では収穫はあまりありませんでした。


















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