2018-05-10

万字 相生沢炭鉱

万字炭山の最も夕張寄りの相生沢の遺構の話です。検索してもほとんど情報はありませんが、唯一引っかかったものを引用しますと、

相生沢という処は山を少々整地した狭い平地に6戸続きのハーモカ長屋と称する住宅が12棟程あり、その近くに炭砿配給所があり、ここで炭砿從業員用食糧品をを扱ってをり、この地区より少々下った所に石炭を採堀する坑口と、ケーブル原動所、その他の附属施設があった。
又そこから山道を少々下った処に朝鮮飯場という独身朝鮮人約30人が居住している飯場(ハンバ)と称する家屋が一戸あり、これが相生沢の全部であった。


旧版地形図・夕張炭山(T5測量S7-7-30発行)より。

昔の地形図は割といい加減なので照合に苦労しますが、道道から分岐している林道のような廃道が昔の道だと思います。赤で書き込んだ部分は旧版地形図からの私の推定です。また、当時は現地で度忘れしていてスルーしてしまいましたが、二見沢炭鉱の坑口の擬定地点もオマケで。

入り口はこんな感じ。ジムニーなら何とか行けるかなという感じですが、100mも下りれば現地なので車を入れない方がいいかと思います。

湿地にしか見えませんが、左手の谷側から行くとヌカらずに楽に行けました。

このパイプで炭鉱施設跡だと確信。

これはズリです。谷に落としていったんですね。





壁沿いに行ってみましたが、向こうは普通に土で、坑口がどこにあったのやらと。もっとも、100年くらい前のものですから、崩落して潰れて現存してはいないだろうとこれ以上の深入りはしませんでした。

上の地形図で平場と書き込んだのは、住宅があったのではと思われる平場が少し離れた道道から見下ろせました。遺構は無さそうだったので斜面降下はしませんでした。

上の地形図の左端になりますが、ピピッとカンが働いて林道を少し入ってから廃徒歩道で降りると、滝がありました。

二見沢炭鉱は2日後に再出動しました。

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