前回のベンガラ吹屋集落の続きです。
集落から少し離れた所に、西日本有数の銅山であり三菱が手がけた最初の金属鉱山でもある吉岡銅山があります。ベンガラは酸化鉄なのにナゼ銅?と思ったのですが、江戸時代に銅山の捨石の中から硫化鉄鉱を拾い出して家内工業として少量ずつベンガラが作られたのが始まりだとか。
位置はGoogleマップに出てはいますが描写はちょっと正確ではない。西側の県道33からでも東側の県道85からでも行けます。私は吹屋から県道85を降りてきましたが、銅山への急坂分岐は一度通り過ぎてしまいました。
さて到着。観光客は誰も来てない。

最初は広場になってまして、右手に製錬所、左手の道がトロッコ道。まず右に行ってしまいます。

広場の真ん中にあるのはトロッコカルバートというトンネル。元々はこの辺はズリ山で、それを平らに均したのでトンネルが半分埋まってます。


製錬所の手前にあるのが沈殿池。

そして製錬所跡。
手前にあるのが円形シックナー。


それでは広場入り口に戻って、左手のトロッコ道を進んでみます。広場が終わると林道状の道になりまして、朽ちた木造の小屋もありました。その先に直流変換機室というレンガの遺構が。整った道はここまで。

山肌を良く見ると遺構が埋まってます。


でまあ、普通はこれで終わりと思うような眺めですが、まだ奥に・・というカンの声があったので、さらに踏み込んでみます。

すると、まだ遺構があった。


正直これは全く想定外の展開で、ガチ探索となると急斜面上のため、結構な時間を取られてしまう。残念でしたが、ここは上っ面だけ撮って撤退することに。
ここまで道も案内板も作ってないし草木に埋もれたままという事は、観光客を入れるつもりは無いって事ですかね。まあ普通に危ないし。




観光旅行のつもりで動いていても、突然探索が始まってしまうのが私の旅よ。
次回は資料館であるベンガラ館で吹屋は終わりです。笹畝坑道は事前予約制なので、時間が確定できない自転車旅をする私には相性が悪かった。




























































