ついぞマイカーを持ったことは無いんですが、免許取って1週間後には親を乗せての関西ドライブで強烈に鍛えられたりなんかして以来20年近く、無事故で何とかやってこれました。
わざわざ車を借りて何をしたいのかというと、単なる移動だけではなく、旅をするからにはその土地の人々の暮らしが見えてくる路を選びたい。歴史が見えてくる路を。
今回も、最初は国道8号で始めてしまいましたが、延々と同じような店や街並みを眺めながら定速で流していく時間がもったいなくも感じ、 長岡の外れ辺りで山間の国道404へ入ろうと。今までは確実さを考えて国道第一に選択していましたが、今なら「通れる道は通れる」だろうと県道357を選択。
あれ? 未開通のまま放置。通り抜けできませんと古い看板も。地図には普通に描かれているが。これが「本州の県道」の恐ろしさであり、今まで極力避けてきた理由。自転車ならこのまま突っ込んでみるんだけども。
他の県道で迂回して国道404を南下。主目的はJR飯山線の沿線集落風景を見ることだったので、県道326で接続しようとしました。見るからに新道があったのだけども、元々の県道に入ってみたらガードレールも無い崖っぷちを行く車1台幅の道で、曲がるべき道は朽ちた田んぼへ降りる作業道だと思って通り過ぎてしまい、そのまま元の道の下をくぐるトンネルに。
その先で地図にない道で元の道に戻れたので、素直に新道に入りました。といってもこんな道。
そうして、目的の飯山線沿線に出たと思った国道353、お前もか。これは廃道放置ですな。自転車があったら探索撮影して記事にするんだけどと思った。
何とかJR沿線の県道49に入り、集落風景を味わうお時間。これが昔ながらの道であることを示しています。
この道が県道49.向こうに飯山線の踏切が見えます。
県道49が終わった所で、そろそろ移動に重点を置こうと国道117を流して飯山へ。時間があったらもっと集落風景を味わいたかったんですが、途中でロスが多すぎた。 愛という響きに引かれて買ってしまったが、中身はカルピスソーダ。
飯山からは野尻湖を経由して白馬に出たい。野尻湖へは以前は斑尾高原を通る道を使ったので、今回は県道96妙高高原線で。峠のピークで古い軌道の橋梁か?と思って行ってみると。
水道橋でした。珍しい。
こういう道です。
野尻湖は落ち着いていて割と好きな場所。2度目です。
そこからは、こんな狭路だったっけ?と思いつつ戸隠を抜ける県道36を。再訪となる戸隠神社は別記事で。そして、長野と白馬を結ぶ国道406鬼無里(きなさ)街道。私の好きな道。長野~白馬間の移動だけならオリンピックで整備された快走路の県道31一択なんですが、昔ながらの街道と集落風景が良いんです。鬼無里の集落で「おやき」を食べるのもオススメ。 温泉もあります。
トンネルを抜けると白馬の山々が望める。
白馬に着くとすっかり暗くなったので、温泉を内蔵した小谷の道の駅で車中泊に決定。
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