2013-04-26

国道212旧道 青の洞門 後編

ちょっとブレちゃいましたが、こちらが反対側。
 入ってすぐ右下に、開通当時の禅海和尚が掘った洞門への入り口があります。位置が低かったんですね。
 最初に開けられた明かり窓。
 結構な広さはありますね。
 そしてまた歩道に合流。
 苔むした洞内。
  素掘りは手作り感があっていいですよね。
旧道落ちしたとはいえ現役の道路にバスツアーが立ち寄るなんて珍しいケースではないでしょうか。似たような場所としては、青森の竜飛岬近くもこのような洞門が連続しますが、観光はされてないんじゃないですかね。

2013-04-24

国道212旧道 青の洞門 前編

現在の洞門は当初の姿とは違ってますが、禅海和尚が托鉢の資金で石工を雇って30年かけて1763年に開通。通行料をとったので、日本初の有料道路と言われています。
 そそり立つ競秀峰。洞門ができる前は、ここを鎖場で通っていたのです。

それでは行ってみましょう。センターラインが描かれてはいますが、狭い箇所があるので信号による片側交互通行になってます。








これは車道化にともなって後に拡幅されたものであるわけですが、開通当時の初期の洞門の一部が残されていて、歩道からつながっています。 次回はその辺も含めて。

2013-04-22

大分 羅漢寺 後編

続きです。
本堂の方に行ってみましょう。


有料ですが、ここから本堂の2階に上がれます。
上からの眺め。
一番奥にあるのが、「極楽のなで犬」だそうです。

そろそろ戻るとしましょう。帰りは参道を降りていきます。


旧参道である老の坂。どこに合流するんでしょうね。

こんな感じで戻りましたが、青の洞門への古びた遊歩道の看板が残っていました。
青の洞門ができる以前はその上の崖を鎖場で通っていて、羅漢寺への参拝も鎖場を通らねばならなかったそうで、そこへの道が遊歩道になったようです。当時でも落ちた犠牲者は多くてそれで青の洞門が掘られたわけで、大丈夫かなという気もしますが、鎖場にちょっと行ってみたかったですね。
青の洞門の上に少し見えてはいましたが、詳細は帰宅後に判明しました。「封印された日本の秘境」という本に鎖場のレポが載ってます。

2013-04-20

大分 羅漢寺 前編

九州旅の最後は国道212旧道の青の洞門でシメますが、その前にいささか関係のある羅漢寺へ立ち寄りました。
大化の改新の645年、インドより渡来した法道仙人により創建。

参道を登るか、有料のリフトに乗るか。年とると足腰が弱ってのうゲフンゲフンというわけで行きはリフトで一気に。羅漢寺を通過して山頂にも行けます。
 山腹を少し歩きます。
山門です。
上の写真の左手になりますが、山門から振り返ると千体地蔵が。室町時代に普覚禅師が安置。
山門の先には五百羅漢の安置されている無漏窟が。しゃもじがいっぱいあるのは、願いを「すくう」の意味から。




(続きます)

2013-04-17

大分 豊後森機関庫

早朝に阿蘇を出て、朝8時半過ぎに大分の豊後森駅へ。
駅の隣に無料の町営駐車場があるのに、慌てていたのか、お金を払って駅の駐車場に止めてしまいました。少し歩いてから路地に入って踏切を渡ると豊後森機関庫。1934年竣工、1970年廃止。













ちょっと日の向きが悪くて、撮りづらかったです。