米原から反時計回りに琵琶湖を走行して北端の木之元から本来なら国道303で登坂していくのが土倉鉱山への最短ですが、あまり道幅・路肩に余裕のない区間もあるので自転車ではなるべく走行を短くしたい。
国道365を北上して、中之郷から県道沿いに近づいてから国道303に入ります。まずは中之郷の国鉄旧線の駅跡。旧線は国道365に塗り潰されてますし、この先の柳ヶ瀬隧道は歩行者・自転車は通れないので旧線は追いません。う回路も無いんだもの。
これもレプリカの古いバージョン。こっちの字体の方が良かった。
さて。県道284で東に進みますが、1本早く右折して違う集落に出て戻ったりして、ようやくという感じで杉本隧道。ほとんど交通がないという評ですが、私が一休みしてから通過しようとした時に、バイクのグループやら車・自転車複数など、ぞろぞろと。
そして、杉野と金居原は集落内の道を通って国道走行を極力避け、土倉鉱山の入り口に到着。
ここは国道から近くて車両では行きやすいためか、インスタやYoutubeで色々と押し寄せて問題になり、フェンスが作られて立ち入り禁止に。林道上にもポツポツ地元民もいて、無理な進入はしませんでした。このブログの読者であれば大して珍しい風景ではないですしね。
すぐ隣の場所はフェンスがないので少し斜面入り。
道を少し先に進むと、封鎖された坑口。舗装路はここまでで、大半の人たちもここまで。
通りすがりの地元民には挨拶はしましたが、突っ込んだ探索をするつもりはなかったのでそれ以上は。先人たちの記録もありますんで功を焦ってもね。私のせいでフェンスが増えても困る。
これは沈殿池のような貯水槽だったかな。
小高い平場があるので入ってみる。

これだけだが、撮影地点の背後が身長以上の落差があって、古い坑口でもあったのかもしれない。面倒なので藪には入らなかった。
ここで道が分岐してますが、掲示もあるのでこれ以上は入らず。写真の左上に擁壁がありますが、この奥に古い時代の施設跡があったと思います。
対岸にも遺構が。
ダート区間の中で、道の脇の草に隠れた斜面の穴に祠があって仏像も残ってて、これは普通の人は見逃がしちゃうねと撮ったはずなんですが、帰宅してみると写真が残っていないミステリー。
これは選鉱場の隣の敷地に踏み込んで。
こんな感じで、もっと知りたければ規制の緩かった頃の古い記録を検索してみれば良いかと思います。
帰りは下りなので国道をそのまま木之元まで走ってから琵琶湖周回に戻りましたが、ライダーの集団がウザかった。
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