2024-05-31

国道157号 温見峠 前編

国内有数の酷道として、「落ちたら死ぬ!」の看板(現在は撤去)で有名なこの道をぜひとも走破したいと思っていました。

というわけで、樽見鉄道の終点の樽見駅から自転車で国道157に入ります。最初は普通に2車線道路でダンプも行き交ってましたが、ちょっと細くなってきたかなという地点、根尾村立長嶺小学校の閉校記念碑がありました。


商店の跡はありますが、すでに自販機すら無い区間に入ってます。福井県の大野市街まで補給はできません。


まとまった軒数の集落はここまでですね。本格的な狭路区間に入ります。

振り返って。






黒津の集落に入りました。

振り返ったところ。

分岐した林道を望む。

これだけ見ると国道とは思えない。


そして大河原の集落。ここが岐阜県側の最終集落。




国道157名物の洗い越し。


そして、ちょうど左背後への廃道分岐がありましたが、写真右手に何かあります。車だと分からないと思う。


「今林定志君 この山なみの緑に眠る 昭和41年11月21日 大阪市立大学ワンダーフォーゲル部」
帰宅後にWebで検索しても情報は全く出ず、ワンゲルの掲示板の2017年の書き込みに、この翌年の卒業だったOBが遭難死亡事故が続いた時の事故処理委員だったという言及がありました。実際に何が起こったのかは不明。

さて。またもや洗い越し。

うんざりしてきましたが、山なみを見ると峠のピークが近いことがわかりますし、GPSの地図表示からも先が見えてきました。この辺からは峠まで自転車を押して歩きました。

正午に温見峠に到着。ちょうどここが登山口になってる関係で、写真に写ってない背後にはずらりと車が。

後半は福井県側。

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