2020-03-14

和歌山 由良要塞・友ヶ島 前編

由良要塞とは、大阪湾防衛のために紀伊半島や淡路島に作られたいくつかの要塞の総称です。今回はその中の友ヶ島に行ってきました。

南海電鉄を乗り継いで加太駅で降り、徒歩20分ほどで船着き場に着きます。電車はガラガラでしたが車で来た人も多く、船はほぼ埋まってました。混む時は整理券を発行して帰りでも乗れない便もあるそうです。船は往復で2000円。

船が島に近づき、ガイドマップには何もない所にも遺構があるのが見えます。虎島堡塁(第6砲台)の跡ではないかと。

 虎島へ渡る堤防は壊れてますね。

それでは、まずは第5砲台へ向かいます。

奥の割と新しそうな建物は海の家で、宿泊もできるそうな。


奥の鉄扉のレンガの建物が気になりますが、海の家の敷地なので。


さっきのレンガの建物を見下ろす。

第5砲台手前の遺構は立入禁止。



左側の小さい建物は便所の跡ではないかと。




次に、第2砲台に向かいます。

潰れた旅館の跡。





 戦闘で壊れたのではなく、戦後に爆破されたんですね。


一列に並んだ各遺構の前にトラロープが張ってあって立入禁止なのが残念。






 少し離れた斜面にも遺構が。

それでは、第1砲台に向かいます。

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