2020-03-27

沿線歩き 南海・多奈川線

短い盲腸線の沿線歩きで、今回は南海の多奈川線です。路線長2.6km。
海軍工廠として建造していた川崎重工の泉州工場への資材搬入や工員の通勤のために1944年に開業。

みさき公園駅から乗り換えます。客は数人。よく路線が存続しているなと。

終点の1つ手前の深日港駅で降ります。電車の行く先に終点の多奈川駅が見えてます。



改札の左手に海側に面した昔の改札口が。
深日港はかつて淡路航路や四国航路が開かれ、この駅まで難波から連絡急行が運行されていた名残です。


駅前には旅館の看板もありますが、もう営業していないようです。

それでは、徒歩で終点の多奈川駅に移動します。 コンビニもなく静かな所です。



深日港駅まで戻って、さらに1つ手前の深日町駅まで歩きます。この辺は雪がないせいか廃墟が潰れていませんね。

橋が見えますが、複線用に作って使われないまま終わりました。


深日町駅です。

向かいのホームは使われず、線路も引かれないままです。

とまあ、こんな感じであっという間に沿線歩きが終わりました。
終点の多奈川駅近くの川崎重工・泉州工場の跡はほとんどが発電所となって消えていますが、道路に面した150mほどの壕が残っているようです。

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