坑道内部からの続きです。公開されているこの部分は他の観光鉱山と比べるとこじんまりとしています。古い時代のものなので、大半は人が潜れる程度の穴ばかりだったという事でしょう。
これも屈まないと入れない大きさ。フラッシュで撮影。
封鎖されてないだけあってすぐに行き止まり。試掘でしょうか。
ボコボコと穴だらけ。幌別の岩ケ崎坑を思い出しました。
公開坑口へ行くときに通行止めで迂回したと書きましたが、そのバリケードをかわして先に進むと、 左下に「夏しらず」坑口がありました。
35度近い猛暑日でありながら、この位置に立っただけで猛烈な冷風が吹き付けてきます。寒い。
通り道の傍らにも穴が。これは下に落ちているので下に坑道がある陥没かと思います。
このV字の切り通しは、通路であったか、地下への坑道が陥没してできたものか。
というわけで戻ってきまして、観光客が集まる滝です。坑口はこの上流に位置します。
その脇にある鬼子母神の祠。奥行きはありません。
復習ですが、通行止め部分を突破して奥に行くと、上の畑集落跡というのがありますね。鬼子母神の上の、こうもり穴には行かなかった。温泉街の反対側の裏には、岩薬師というのがあります。次の予定地があるのでゆっくり回れませんでした。
で、もう一度この案内板を読み返してみて、待てよ、と思った。
今回行った坑道群は、末期の頃に場所を変えて試し掘りしてダメだったエリアであり、元々江戸の初期に隆盛を誇ったのは西山地区。こちらには何も案内が無い。ネットで調べても資料も探索記録も無い。しかし、往時に2万人いたエリアに何らかの採掘跡や人跡が全く無いわけがない。他の人は気づいていないのか、あるいはアンタッチャブルなエリアなのか。
0 件のコメント:
コメントを投稿