のすぐ左手が入り口。ここを直進です。しばらくは川の左岸沿いで、そこがかつての鉱山鉄道跡の道です。
たぶん大方は、この時点であきらめムードになるんじゃないかと思います。まだまだこんなもんじゃ。
藪にうんざりしそうですが、実は強力な味方が存在します。鹿サマです。人里から遺構までしっかりと踏み分け道をキープしてくれているんで、それを見落とさなければ笹薮でもそれほど抵抗なく進めるのです。
道がない。崩落? 今回も超攻撃的なおにーさんは勢いに任せて鹿が斜面に刻んだ足幅ほどの細いルートを斜面に張り付きながら突破して、次の砂防ダムまで2回も川を渡りながら行ってしまいましたが、実は不正解で。
上の写真を撮った位置の数メートル手前で川を渡るのが正解。対岸にちゃんと路線跡の平場がありますし、昔の地形図でもここに橋があったようです。ここだけ両岸とも折れた木が垂れ下がって手がかりになり、下の岸に足場もありますんで楽に渡れました。鹿道もココです。
こうして見ると、弥生駅の辺りに接続した鉱山鉄道とはいってもカーブの線形はキツめで、森林鉄道レベルの規格だったことが分かります。
川も渡ったしひと安心かなと思うのはまだ早かった。すぐに次の困難が出現します。続く。
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