2014-02-26

ミニレポ: 小樽 松倉岩(鉱山)

JR18切符は来週からなので遠出は控え、近場で思い付く所も無いので、先週行きそびれた穴滝の先へ行ってみるかというわけで。朝9時に小樽です。
この1週間で状況がだいぶ変わってました。スノーモービルの踏み跡が付いて、その上を穴滝行きのグループが踏み固めたので、穴滝分岐まではスノーシュー無しでサクサク歩けました。やはりスノーモービルの跡があるのと無いのとではかなり違います。小樽峠の手前から跡は林の中へ入ってしまったので新雪の中を進みましたが、足が急激に疲労してきました。

そして小樽峠からモービルの跡が合流。スノーモービルは地理を熟知しているようで、旧道を通って最短距離で松倉岩に向かってましたのでそのままその跡に乗っかり、だいぶ楽をできました。私のGPSにはこの辺の林道が載ってなかったので、モービルの跡がなかったら道を追っていくのは難しかったし。

正午過ぎにやっと着きました。松倉岩。趣旨が違うので登っちゃいませんけど。


ここで、カシミール3Dを使って1970年代の衛星写真を出してみますよ。左端が松倉岩で右方が鉱山施設。写真の中で、坑口に関わりそうなポイントに矢印を付けました。

まず、松倉岩の周りにこんな穴が。下から生温い空気が感じられたんで、クサイですわな。松倉岩の近くに熊の寝ぐらになってそうな穴があるという情報はあったんですが、それが坑口として奥まであるのかというのが疑問でして。でもこれ、雪と岩の間に隙間がありますが先は見えないし、足元がぐっと沈んだんで退きました。雪がもっと少なかったら。

 ずいぶん登ってしまったものだ。

 さて、衛星写真の①のポイントですが、広場があるものの雪で埋もれてこれも坑口があるか確認できず。

ちょっと移動して、鉱山施設のあった辺りに来てみました。これも事前情報通りに人工物はありませんが。ちょうど写真ど真ん中のわずかに一本杉が出ている所に、道がトンネルに入るような掘割地形がありました。衛星写真の②のポイント。

この後。モービル跡がずっと続いてるんで、もしや秘密のスポットが?とずっと追っていきましたら、どうも赤井川村の毛無峠の方に向かってるっぽい。交通機関がないんで引き返してきました。

行ったのはこれだけで、他のチェックポイントは体力的にも時間的にも余裕ありませんでした。やはり新雪の上は一気にダメージが来ます。帰りもモービルの跡を外さないようにわざわざ松倉岩を登り返したのですよ。スノーシューのせいか足のカカト近くが靴ズレになってました。

そんなわけで、穴滝まで戻った頃にはフラッフラの千鳥足でした。偵察という位置付けではこんなものかもしれないけど、熊の生息域なので行く時期が難しいですな。ボロボロになった割には写真的にも収穫無しでした。しょぼん。

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