今回は「北海道廃線路線図」さんのマップを参考にして駅の位置を推定しました。
西興部の次の六興駅跡、このように藪に覆われた路線跡が国道脇にあるだけですが、その少しだけ手前に残置レールと枕木、路線跡の両側にレールで作られた柵がありました。

左右にレールの柵があり、その間が路線跡と思われます。

その付近にレールと枕木。


次は中興部駅。駅舎とホームが残存していました。



国道から見える班渓川橋梁。

「廃線路線図」さんで示された班渓駅の位置はココで、写真撮影位置から向かいの木製電柱の方向が路線跡ですが、後でWikiにある衛星写真を見てみると、班渓川橋梁の近くでかなり位置がズレていました。その辺にも行ってたんですが、路線跡に踏み込もうと思わなかったくらい藪と林で自然に還っていて、どちらにしても何もなかったと思います。

宇津の集落に入って、宇津駅跡。この国道脇からまっすぐ100mくらいか入っていきますが、草生しているものの地面は舗装路です。

駅と駅前広場の跡。ここも足元には舗装が残っています。

バス待合所のすぐ裏に北興駅の待合所跡。

Wikiでは中にベンチとありますが、そこまで確認しませんでした。


その先の天北跨線橋。下のサイクリングロードはここで折り返す形で路線跡は少ししか使われていません。

道の駅となった興部駅跡。遺構というほどのものは残っていません。


サイクリングロードは興浜南線の方で、名寄本線は右側の築堤の方へ分岐カーブしていきます。

道路に踏切の跡が残っていますが道路向かい右手の空き地が旭ヶ丘駅跡。写真右手向こうの興部高校脇の道の方からアクセスしたようですが自然に還って道が消えており、駅があった事だけは居合わせたお年寄りに確認しました。





豊野駅跡付近。路線跡の築堤が伸びています。Wikiでは2011年にホーム残存とありますが、遺構があるとすれば右側の藪の中でしょう。

沙留駅跡は公園になって痕跡は全くありません。

Wikiとその参考文献では路線跡は舗装路に転用とありますが、沙留停車場線の道道の起点位置と地形的なギャップからこの築堤の方が路線跡ではないかと。「廃線路線図」さんのマップのラインもこちらの方。

橋の上の駅が富丘駅。写真の自転車左側に自転車置き場の残骸があった。

階段が残っている。
ホームなどは撤去済み。Wikiには外された枕木が散乱とありますが、藪の中で分かりません。
ここで一区切りとします。
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