小樽の旭展望台は、一応は観光案内にもあるものの、少々古く狭く面倒くさい場所で人気はあまりありません。そんな何も無さそうなスポットの周辺に、廃遊歩道が網の目のようにあった事に気づいたので軽くレポしてみます。
地形図では周辺に点線道が結構あって、今回行った道も点線道として表示されてはいますが、夏場の入り口は藪に覆われて分かりにくくなっています。また、地形図に無い道や分岐も多々ありますので迷いやすいかと。
写真中央が遊歩道の入り口で、地面をよく見ると土留めの階段状の丸太があるので、かろうじて人為的な道だと分かります。
人為的な道だと分かっても、公的な遊歩道だったと思う人はいないんじゃないでしょうか。
地面の丸太をたどりながら行かないとルートを失います。
進むにしたがって逆に道がハッキリしてくるというね。
倒木もそのままですんで、すでに管理されていない廃遊歩道だと分かります。
看板や標識の類は撤去されたのか一切ありませんが、道端の土管が分岐の目印のようです。この分岐は地形図にも描かれていますが道が消えかかっています。
右への2つめの分岐。これも地形図にあります。車道との連絡道でしょう。
道は続いていますが、広場に隣接しています。
歌碑がありますが、これを目にする人はどれだけいるのやら。
この道の入り口から少し離れた別の道の入り口に案内板が残っていまして、それで遊歩道だと分かったというわけです。天狗山まで続いているかと思いましたが、中途半端でしたね。
午後4時半から登り始めたのでこんな感じです。旭展望台からの帰りは違う遊歩道を通って船見坂に抜けましたが、どういう意図があったのか道が張り巡らされていたのが意外でした。
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