2016-06-19

石巻 田代島 後編

そこそこ歴史を重ねただけあって島の中には廃屋や碑が隠れていて、もう少し時間をかけて見つけたかったです。

あと、田代島マップは船の待合所で配布してますが、道の線形や接続が大ざっぱで、道が斜めに交差している所では「こっちでいいのかな?」と思うことも。GPSを使うか地理院の地形図を持っていった方がいいかも。


ずっこんばっこん。


ボコスカと2,3発入れられて追い払われ。NTR。

ゲフンゲフン。気を取り直して仁斗田の集落へ。










船が来る時間だったんですが、港の脇の林の中に何か見つけたんで、自転車を放り出して藪へダッシュ。味のある廃屋じゃないですか。

撮ってから大急ぎで岸壁に戻って自転車を畳み、船で石巻へ。そのまま電車で仙台港フェリーターミナルへ向かい、慌ただしい旅が終わりました。

2016-06-18

石巻 田代島 前編

旅の最後は宮城県・石巻の田代島です。石巻から定期船が出ていて片道1230円と手ごろです。
折り畳み自転車を無料で航送できましたが、折り畳んでなかったり袋に入れていてもサイズによっては追加料金が発生します。

道筋が分かっていてスムーズに走れれば駅から自転車で15分くらいだと思います。

今回失敗したのは、朝に女川まで行ってしまって電車が無くてすぐに戻れず、初便の船に乗れなかったこと。おかげで島の滞在時間が1時間ちょっととなり、全然ゆっくりできませんでした。

当初は自転車は石巻港に置いて徒歩散策の予定でしたが、時間が無くなったので先に着岸する大泊で降りて自転車を飛ばすことに。ただ、大泊で降りる時は船員さんに前もって伝えておかないと通過することもあるらしく、たまたま荷降しがあったので降りられましたが、その辺ちょっと言われました。



港から割と急な坂ですが、ある程度登ってしまえば緩やかな道の作りです。

猫神社に到着。



学校の跡。







マンガアイランドに着きましたが休業日の様子。




次は仁斗田港の周辺を。

2016-06-16

震災から5年後 女川と奥松島

被災地シリーズのラストです。旅の3日目の朝、女川にやってきました。
ここも津波でごっそり流されまして、割と最近まで1つ手前の浦宿駅までしか開通していませんでした。駅舎は新築で2階は温泉になっています。外出も含めて1日に何度も入浴できるそうです。

 駅前の風景。新しい商店街が。

 左手の海側。道路もまだまだ工事中。

右手の海側。それほど幅広くはない国道は大型車などで混んだ感じなので自転車はほとんど使いませんでした。


浦宿駅から見える沈没船。

そして電車で奥松島の野蒜駅に移動します。
この周辺は津波の被害を受けて路線自体が高台を通るように線路を引き直しています。現在の駅から奥松島に出るにはぐるっと回って線路の下を抜けて県道に出る道筋で、ちょっと面倒です。

これが元々の野蒜駅。駅名の看板が残っています。


ずっと後ろの高台に現在の駅が見えます。


 線路脇の柵ですが、路線の土盛りはほとんど流されて消滅しています。

 それでは奥松島エリアへ。
 20数年前に来た時は、松並木の静かで美しい場所でした・・が。





観光看板のみ残る。


ダンプが頻繁に行きかっているのと時間の関係で、半島の先には行けませんでした。

2016-06-08

登米 歴史的建造物群

志津川からBRTで一気に柳津駅まで移動し、そこから自転車で6kmほど走って宮城県の登米市にやってきました。ここは明治村とも呼ばれるくらい歴史的な建造物が残っていて、多くはまだ使われています。

教育資料館、蔵の資料館、などなど資料館だらけですが時間の都合上、中には入らずに撮りながらの散策となりました。


裏路地に回るとこんな感じで。

登米要害(寺池城)

教育資料館(旧登米高等尋常小学校)


水沢県庁記念館(旧水沢県庁庁舎)


武家屋敷「春蘭亭」のカフェです。



警察資料館(旧登米警察署庁舎)





市街から北上川を渡ってすぐの集落にあった木。名前がついていたけど失念。

この街は知ってはいたけど来たのは初めてです。駅が近くになくて交通が不便なのと、観光地や温泉からも離れているので、なかなか寄る事もなかったのです。柳津駅でレンタサイクルもあるので、資料館巡りしながら1日過ごすのも良いのでは。

雨がほとんど止んでいたのでそのまま宿泊予定の石巻方向に走り出しましたら激しい雨となり、歩道が尽きる所で後方確認で振り向いた時に泥でスリップしてコケました。幸い、自転車が倒れる前に飛び降りて着地しましたが、自転車のGPS取付け部が破損して、ナビの無い状態で走り続けるハメに。ケチらずに柳津駅で自転車を畳んでJRを使っていれば良かったのに。