盛駅から自転車で南下していきます。海に近づくにつれ土地がまっさらの工事区域が広がってきました。
公園の跡。海側の手すりがひしゃげてますね。
そこから南側の魚市場方向。
北側もこの辺はまっさらです。
ここで津波のニュース映像キャプチャを参考までに。赤矢印がその公園です。
その後、碁石海岸の方へ寄り道します。途中にある熊野神社。
そこにある三面椿。元々は東西南の三面にありましたが、現在は東側だけ。
碁石海岸はこの先、う回路となっていて、この眺めで興味が失せ、引き返しました。
その周辺にも津波の跡が。石垣の土台だけ残して消滅した民家がいくつも。
当初は海沿いに行くつもりでしたが、防潮堤工事などで道が無くなっていて、県道38で山側を迂回。
小友駅の辺りを過ぎて海岸線に近くなると、広大でまっさらな粘土質の土地に。道には足が付けないほどの大きな冠水個所もありました。路線跡が見えたので行ってみると。
そこから先は路盤は消滅。道も防潮堤で上書きされて消滅。元々の県道38は線路に沿った海沿いでしたが山側に路線変更されています。ここから急な坂を自転車を押して上がり、現在の県道に入り、さらに国道45を進んで向こう側から回り込む形で脇の沢駅へ向かいます。
脇の沢駅の陸前高田側にはわずかに線路が残っています。この眺めだけでも陸前高田がどうなったか想像がつきます。
脇の沢駅です。
これはホームで、鉄骨の左側が路線ですが工事関係のプレハブがあるせいか線路は撤去されています。
それではまた国道45に戻って陸前高田の市街へ。
この両側にはカサ上げのための巨大な盛り土。
防潮堤の内側に残された当時の橋。
道の駅の残骸。
奇跡の一本松は、他にも多くの人が撮ったであろうことと、 車両進入禁止で少し歩かなくてはいけなかったので近くまで行きませんでした。この時点で午後6時半で雨もやまないので、これにて打ち切りとし、宿へ向かうことに。
宿は自転車で1時間近くの山中で、真っ暗な雨中を淡々とこいでいきました。
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