2015-04-30

ミニレポ: 月形 樺戸集治監

ミニレポばかり続いてますが、意図したわけではありません。今週は適当にだらだらサイクリングして道の駅で飲み食いして温泉に入り、いい気分で自転車を畳んで電車でウトウトして帰るつもりでした。が、しかし。

とりあえずJR学園都市線を北上する方向でと決めたものの、まず石狩の方へ寄り道。 こんなものを発見。校門コレクション。

石狩川河口近くのマクンベツ湿原。結構人が来ていましたが、花は全体にしおれた感じ。

当別の公園で休憩してから、篠津運河沿いを上がるルートで月形へ出ました。休憩を兼ねて樺戸集治監跡の博物館へ。300円。撮影禁止。 言わば月形刑務所の前身で、道路開削などを担った開拓の裏方といったところか。

内部は、お偉いさんの執務室を再現したものが2部屋と、他から移設した独居房の他は、大半が写真パネルとショーケース展示で、撮影禁止にする意味があるのかな。当サイトを見に来るような方なら多少は見るとこあるかと思いますが、一般人には興味を引きにくいかと。

と、1つの写真に目が留まる。レンガ造りの水門と水路跡の崩れかけた遺跡。これは見たい。展示地図を映像記憶。農場川の3km上流か。今すぐ向かおう。しかし、別の展示で、その後に「保存のために土に埋めた」と知り、目まいが。ともかく行ってみる。

手前1kmの舗装路が尽きる所に駐車場があって、その先は林道。途中に倒木があったので、そこで自転車を乗り捨てて徒歩で。
小動物の気配がしたので見ると、タヌキが。静かにカメラを取り出して先回り。出てきてこちらを向いた所を撮る。狐に比べれば鈍くさいので本気出せば捕獲も可能だったけどね。

そしてこれが、その水道遺跡。 何とまあ無残な姿に。柵の下が古いダムで、この下の数メートルの深さで遺構が埋まってるのです。水門と水路トンネル。誰か、余にスコップを持て!

帰りは道から降りて撮ってみました。

で、恒例のオチとなりますが。
集治監は月形町役場と隣接して同じ敷地にあり、駐輪場がなかったので役場の駐輪場に入れました。すると、新品の画鋲がガッツリきれいに根元まで刺さってたんですね。駐輪前には無かった。さすがシュワルベの耐パンク高圧タイヤだけあって、空気は抜けずに走行可能だったんで、15kmくらいそのまま走って、道路工事の砂利道を通過してから空気が抜けたんで10分くらいでさくっと修理して、美唄駅からJRで帰りました。
駐輪場に役場の男性職員がうろうろしていて、私が出る時にずっと立ったままこっち見ていたので、おかしいと思ったんですよね。 さっすが集治監の地元は一味違う。

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