2013-03-27

然別湖の青い氷

今シーズンは九州での出費もあってJRの18切符は買わなかったんですが、26日から平日でも1日散歩切符が売っているので然別湖まで行ってきました。31日までアイスコタンのイベントをやってます。またコタンの期間は、新得・帯広から然別湖までのバス便が、湖で乗降する場合に限り無料という点も重要。札幌からの交通費は全部で2200円のみです。

札幌発朝6時の旭川行き普通列車で出発。8時に滝川駅で富良野行きに乗り換え、9時過ぎに富良野で乗り換え。学校の休み期間に入ってるのでそれほど混まずに座っていけました。
10時45分に新得駅。駅前のスーパーで飲食物を買ってから、11時半の帯広行きバスに乗ります。然別湖で降りる時に回収するので整理券をしっかり取っておくこと。あと、行きのこの便は土日祝運休なので、今回のこの行程は平日のみ実行可能になるというのが要注意です。

鹿追営業所で然別湖行きのバスに乗り換え。運転手さんに「然別湖まで行きます」と声をかけてそのまま降り、横で待ってるバスに乗ります。帰りも同様に乗り換えることになります。

というわけで、昼の12時40分に然別湖に到着。客は10人くらい。タダなので整理券だけ渡して降ります。
昨年は30分のみ滞在ということで大急ぎでしたが、今回の持ち時間は3時間半。寒くて我慢できなかったら千円払ってホテルで日帰り入浴でもすればいいかと。何をするか決めていませんでしたが、森にはそれほど魅力を感じなかったんで、スノーシューのバッグを持ったまま、凍った湖の上を歩いて横断してみました。風で飛ばされて積雪がほとんどなかったので、スノーシューは無意味でした。

前置きが長くなりましたが、対岸の東雲湖への入り口手前辺り。そこだけ湖岸がバックリ割れて青い氷となっているのです。








東雲湖まで行って行けないことはないかなという感じでしたが、氷結してただの白い平野になってるだろうと思い、引き返すことに。帰りはちょうど視界が悪くなるほど天気が荒れてきましたし。次回はアイスコタンの模様を。

2013-03-23

長崎・グラバー園 その3

写真には写ってませんが、ランタンフェスティバルのせいか2月の平日でも結構な人がいました。シャッター押しを3回くらい頼まれたかな。












この後、ランタンの会場ルートを下見しつつ長崎駅まで戻って、JRで少し移動してみようかと思いながらお土産を見ていたら電車が行ってしまい。宿に戻って用具なしでカメラ内部のホコリを取ろうとして夜までドハマリし、時間を無駄遣いして慌ててランタンへ、というわけです。夜11時前に宿に戻って、翌朝5時半出発なのですぐに寝ました。初めての長崎はこんな感じです。次に行くことがあれば、”軍艦島のようになりつつある”池島に行ってみたいですね。もう少し情報が早かったら・・。

2013-03-22

長崎・グラバー園 その2

長崎の丘にあった旧グラバー邸を中心に洋館を移築整備して作られたグラバー園。











 (続く)

2013-03-21

長崎・グラバー園 その1

昼に軍艦島から戻ってそのまま徒歩でグラバー園へ。普通の観光地で特に行きたいというわけでもなかったんですが、夜のランタンまで他にやることがないしで。前日にナビで混乱させられたショックが尾を引いて、車を出してドライブする気にはなれませんでした。

それでは、細かい解説は抜きで淡々と写真を並べていきましょう。










(続く)

2013-03-16

国道212古道 大石峠隧道

観光ネタばかり続いたので、順序を変えて探索ネタを先に出します。
その筋の方にとっては非常に有名な物件で、便宜上、国道212と銘打ちましたが正確にはそうではなく、旧国道であった大分県道720の石畳旧道・伏木峠の抜け道的な役割を果たしていた明治16(1883)竣工の隧道。現在の国道212奥耶馬トンネルの上にあります。

先に伏木の石畳道へと思い伏木公園に車を止めましたら、伏木峠の石畳について書いてある看板が公園内にありまして、そこから林道が山へと延びていたので、 方角が違うと思いながらももしかしてと山に入って登ってしまい、大幅に時間をロス。その後、県道720で交互通行していた作業員の方に聞いて、国道に石畳道の案内看板があるというので車を走らせてみましたら、ガードレールがずっと続いて車を入れるどころか止めることさえできない状況で素通り。あきらめまして時間だけが過ぎてしまい。ちょっと焦りがありました。


写真で見ると分かりませんが、非常に大きいのです。その大きさのナゾの一端が後ほど明らかに。
中はコンクリートの吹き付けすらなく、まっさらの素掘り。内部の高さ半分は土砂でまんべんなく埋まってます。
反対側に出ました。少し離れてみます。
そしてまた中を通って戻ったのですが、感覚的に「ココはヤバイ」と感じ、静かに急いで抜けようとしました。もう少しで出るという所でザーッと横の壁が崩れてきて冷や汗。そう、この隧道の高さと幅の秘密は、崩れやすくてその土砂をたびたび取り除いていたために、明治からの長い間に穴が自然に広がったのだと思います。
交通が途絶えて管理されることもなくなり、いつかは消滅してしまうんでしょうね。

2013-03-14

長崎・軍艦島 その3

前回の30・31号アパートが見える辺りが見学エリアの端で、あとは戻っていくこととなります。何か物足りませんね。



 軍艦島は元々は現在の3分の1ほどの大きさしかなく、6回にわたって埋め立てて拡張してきました。石灰と赤土を混ぜた天川と呼ばれる接着剤を用いた石積み工法の擁壁が、このように島の至る所に残ってます。

 それでは出港です。島の周りをぐるっと周ってから帰ります。
ちょうど見学エリアの裏側です。下の写真の右端が30号、その隣の肌色が31号アパート、そこから左手はずっと鉱員社宅群です。山の上にあるのは貯水槽ですね。
鉱員社宅群の方に回ってきました。正面真ん中に突き出た小屋のようなものは端島神社の神殿で、拝殿が倒壊してしまったのでそこだけ浮いて見えます。左側の高層のコの字形のものは端島小中学校。
その端島小中学校ですが、下の写真の手前の少し低い建物は、左側が端島病院、右側が隔離病棟です。
ざっとこんな感じで、長崎港へと戻ります。
午前11時半に到着。そのまま歩いてグラバー園の方に向かいました。

ツアーを使って正規の方法で入って撮れるのはこんな感じかと思います。漁船をチャーターして入った人もいるようですが、日中は2社の観光船が入れ替わりに接岸するので時間も非常に限られるかと思いますし、建物がスカスカで見通しがいいので人目について即通報という事にもなりかねません。小中学校方面など、もう少し見学エリアを広げられればいいんですけどねぇ。