2022-08-26

岡山 片上鉄道廃線跡 後編

天瀬駅からの続きです。
走行したのは週末の土曜ということもあってサイクリストが目立つ上に、桜のシーズンでもあったので駅跡で他の人の迷惑も考えずにロード上に三脚を構えっぱなしであれこれやってる人もいて、少々イラっとさせられる展開。それもあって詳細に記録する事は放棄して、さっさと終えて他の予定を入れる事にしたのでした。



第1・第2天神山隧道。






桜の木だけ残っているという河本駅跡は通過してしまって、備前矢田駅。












苦木駅。






杖谷駅跡。碑だけ残ってます。


跡地がコミュニティハウスになっているという備前塩田駅は通過、備前福田駅も完全撤去されて何もありません。休憩所に移設された駅名標。


次の周匝駅もほとんど撤去されているのと、この辺は路線跡とサイクリングロードの位置がずれているので無理に調べずに先を急ぎました。

第2吉井川橋梁。


美作飯岡駅。




そして終点手前の吉ヶ原駅。現在は柵原ふれあい鉱山公園になってます。














こちらは鉱山資料館の中。






それでは終点の方へ向かってみることにします。




ここにある黄福柵原駅は公園の休憩施設として作られたもので、終点の柵原駅は付随する鉱山施設に崩落の危険があったためにすでにレールも含めて解体撤去済みです。




同和鉱業柵原鉱業所は現役管理されているので立ち入りできません。



ここまで来るサイクリストはいないようで、皆同じ行動パターンですね。私はこのまま川沿いの県道で津山に向かいました。

岡山 片上鉄道廃線跡 前編

岡山県備前市の片上駅から久米郡柵原町の柵原駅までを結んでいた同和鉱業の鉱石輸送鉄道。その廃線跡はサイクリングロードになっていまして、詳細な調査はすでに他の方によってなされているので今回は探索というより沿線の雰囲気を味わいながら一気に快走してみました。

まず、起点の片上の方から。キロポストは移設されたもののようですね。他の痕跡は多くはありません。









それでは廃線跡サイクリングロードの方へ。
時間の節約のため、大半の写真は自転車のハンドルバックにカメラを入れておき、走行しながら片手でカメラを取り出して撮ってバッグに戻すという感じなので、それほど構図など考えてはいません。











峠隧道。




清水駅。




中山駅跡。






和気駅でJRと交差する直前。




この辺からサイクリストが目立つようになります。






本和気駅跡。


益原駅跡。










天瀬駅。




後編に続きます。