2020-05-28

鳥取 三佛寺と三朝温泉

鳥取砂丘からの続きです。
倉吉周辺の観光の目玉の1つとして、崖に堂がハマるように建つ投入堂があり、初日の目玉として考えてました。ところが・・。

まともに行くと倉吉駅から路線バスですが、1つ前の駅で下車して折り畳み自転車での山越えで時間と費用を短縮します。思ったより山奥でしたが、何とか到着。

この上に受付があってまず400円とられます。新型コロナのためマスクの無い人は入れないのはいいとして、単独入山禁止って聞いてないぞと。パンフレットなどでも、「日本遺産 三徳山・三朝温泉」には服装や靴によっては入山許可できないとあっても、1人ではダメとはどこにも書いてない。寺のパンフレットの注意書きに小さく書かれているくらいで、こりゃサギだろうと。

何でも、爺さんがコースアウトして遭難して自衛隊が出る騒ぎになったのをきっかけに厳しくなったそうですが、入山条件が厳しいものを観光の目玉とするのはオカシイ。とりあえず客を寄せてしまえばこっちのものと思っているのか。

この三徳山は4つの寺の集合体で、受付から本堂までの間に密接しています。



この上が本堂で、その裏に追加で400円取る”入山ゲート”がありますが、当然にも通れず、これだけで400円かよと。 個人的には、この境内の寺でレアものの御札をGetできたので気分は収まりましたけども。

投入堂を見るくらいできないのかって話ですが、少し離れた所に遥拝所というのがあります。台の上に安っぽい双眼鏡があるくらいで、肉眼ではただの山にしか見えない。双眼鏡を覗きながら近くにいたオバサンにあの辺よと教えてもらってやっと確認と。

こういう事なら望遠レンズを持ってくるんだった。しかも昼の逆光で撮りにくい。写真真ん中です。

上の写真の真ん中を切り取って、まあ撮ったというだけ。

居ても仕方ないので、予定より早くに下山して倉吉との中間にある三朝温泉へ。 有数のラジウム泉という株湯へ。

熱めの湯で長居はできません。無色透明ですが、浴後にスッキリ感が。



足湯に親子連れがいたり共同浴場にちらほら人がいましたが、コロナの影響で全体的に閑散としたもの。店も大半が閉まってました。

 ヌードとは何だろうと気になって夜も眠れない。

早めに出雲に移動できればもう少し寄れる所もあるのではと調べてみたら、普通列車は夕方まで無い事が発覚。仕方なく、河原の露天風呂でしばらくボーっとする事に。混んではいませんでしたが、常に誰かはいるくらい人が来ます。


旅の初日が砂丘とコレだけで、ちょっと敗北を感じつつ西出雲のビジホに直行しました。
次は石見銀山です。

2020-05-20

道道28号 玉の湯隧道

昨年も2度ほどこの辺を通っていたんですが、ずっとココで道路工事をやっていて寄ることができませんでした。青山ダム付近の玉の湯トンネルの旧道です。







真の目的は玉温泉で、位置はもう分かっているんですが。

この旧隧道脇から降下していって途中まではいいものの、少しヌカる涸れ沢をぐっと下ることになり、下も川があって一面が湿地帯のような感じで、今の時期はすでに視界を塞ぐくらいの猛烈な虫が発生していて、これは無理と引き上げました。あと1か月早ければ。
ざっと見た感じでは、ダム湖の岸まで行くのはそれほど困難はなさそうですが、ダムの水位が下がってないと温泉まで行くのは無理ではないかと。しかも青山ダムってWebで水位を調べられないので、探索のしやすい時期に渇水を狙ってなんてかなりの低確率になります。

別のアプローチとして、現在の道道とは結構ズレているこの当時の廃道をたどれないかと現地で調べてもみたんですが、どうも完全に自然に飲み込まれたようで、道道からの入り口さえも全く分からなかったという。

2020-05-07

鳥取砂丘

今回から、4月の緊急事態宣言の直前に出た旅行の話になります。
探索の類はほとんど無く、出雲より西の山陰には行ったことがないので地域を知るために普通に観光しながらざっと回るというのが主目的。この鳥取砂丘も今までは見向きもしませんでしたが、一度くらいは行っておくかと。

鳥取駅からだと市街地で時間を食うので、1つ前の駅で降りて折り畳み自転車を開きます。そして海岸沿いの道に入って砂丘に向かいますが、一見、松林のように見えても土地はすでに砂地です。緑に侵食されて砂丘が小さくなっているという話。

そして、道路沿いに離水海食洞というのがあったので寄ってみます。

要するに、昔、海だった時代に波に削られてできた洞窟の跡というわけ。奥行きがないので中は撮りませんでした。

ちょっと海側へ出てみると、土地としてはすでに砂丘ですが、緑の浸食でそういう感じがしないのが残念。

いつの間にか観光エリアに入りましたが、有料駐車場に自転車で入るわけにもいかなくて、少し外れた何もない砂丘への入り口に自転車を止めました。

視界の端に緑があるので、広い砂浜という感じしかしない。

この盛り上がった、馬の背という唯一の砂丘感のある丘に向かいます。


接近すると、そこそこ傾斜があります。

上に上がってしまうと普通の砂浜的風景。


砂漠感のある風景はこのアングルくらいでしょうか。



というわけで、似たような絵しか撮れないなと予定より早めに撤収。砂の美術館がリニューアル休館中というのは事前に分かっていました。鳥取駅に向かうつもりでしたが、こまめに地図を見る余裕がないまま走行していたら、1つ先の湖山駅に行ってしまいました。