オタモイはすでに一通り回った記事がありますが、今回は「何かが見つかれば」という程度の散歩です。
まずはジグザグと降下し始める地点の裏側になりますが、この写真の先が昔のジグザグ徒歩道の斜面で、手前側を行くと車道の方に合流する感じになります。左側の向こうにもっとしっかりした連絡道の廃道があるので、これは前時代のもっと古いものではないかと思います。
ジグザグと降下する車道のカーブの20mほど外側にあった古い道の跡。車1台幅ですが、傾斜から言っても自動車の通行を考えたものではなく、「荷車ヲ通ス」くらいの規格でしょう。写真では凹んで作った車道に雪が溜まり、ぐっと右へカーブしています。
下の駐車場にて遅めの昼食。今回は地蔵堂までは行きません。駐車場の端から海岸まで降りてみましたが、何も無いですね。
今まで何度も通っていたはずなのに気づかなかった堂の跡を発見。斜面を登ります。
中は何も無し。ここを通る徒歩道の跡がありましたが、向こう側の崩落斜面の方にかかっていたりして消え消えで、だいぶ古い時代のものではないかと思います。すぐそばに同じ大きさの平場があったので、かつてはもう1つ堂があったのではないかと。
気温が上がって足元が緩かったので降りて脱出するのは避け、笹と木を伝って斜面を登って車道に出ました。 欲張らずにこのくらいで良いでしょう。
2017-11-30
2017-11-23
紋別 鴻之舞の風景
シゲチャンランドなどからの帰りに、遠軽から自転車で峠を越え、鴻之舞鉱山跡に行ってきました。
鴻之舞についてはすでに多くの写真と解説がありますし、上藻別駅逓に行けば写真集や資料も手に取って見られますから、ここでは写真を絞って解説もせず、眺めていただくだけにするが良かろうということで。
これは上鴻之舞小学校跡のすぐ近くで藪に埋もれかかっていた馬頭観音だったと思います。車ですと通り過ぎてしまうでしょうね。
自転車での遠軽からの峠越えはなかなかにキツく、帰りに丸瀬布に向かう時も勾配は緩やかながら距離はあったので、自転車で行く所じゃないなと思いました。
鴻之舞についてはすでに多くの写真と解説がありますし、上藻別駅逓に行けば写真集や資料も手に取って見られますから、ここでは写真を絞って解説もせず、眺めていただくだけにするが良かろうということで。
これは上鴻之舞小学校跡のすぐ近くで藪に埋もれかかっていた馬頭観音だったと思います。車ですと通り過ぎてしまうでしょうね。
自転車での遠軽からの峠越えはなかなかにキツく、帰りに丸瀬布に向かう時も勾配は緩やかながら距離はあったので、自転車で行く所じゃないなと思いました。
2017-11-15
2017-11-09
札幌 豊羽鉱山専用線と精錬所跡
前回の記事の続きですが、本来はこちらが主目的でした。
まずはWebで拾った1947年の地形図。現在の元山ではなく、水松沢変電所の辺りです。ここにある馬車軌道が後に鉱山専用線になりますが、その際に位置と線形が変わって車道になった部分もあります。
こちらが現在の地形図。
上のA地点ですが、車道から見ると橋に見えます。
接近してみますと、幅のある橋ではなく、地面がそのまま広がっていますので、これは排水口ですね。という事は、この辺に何があったのか。
遺構のように見えなくもないものが斜面際にあった気がしましたが、クマの出没警告もあって藪に入って確認するのはやめました。この辺は、鉱山専用線の車道を横切った延長ラインにありますので、この辺まで分岐線が伸びていたことも考えられます。
続いて、B地点の精錬所煙道とされるもの。道路のすぐ脇にありますので、車道を作る時に切られたのではないかと思います。川の方を探せばまだ遺構がありそうな気もしますが、それも今後の課題。
ちょうど車道からの裏側になります。奥が車道に面しています。熊が潜んでいる可能性もあるので、恐る恐るでした。
上の写真の左側に横穴が開いていますので、左に回ってみました。溝がありますんで水でも流れ込んでいたのでしょうか。
そのすぐ脇の遺構。
接近するとこんな感じ。
水松沢変電所の辺りは何かに使っている敷地で車も止まってましたのでスルーして、C地点の神居橋、鉱山軌道跡の橋台です。右側もあります。
D地点にも橋台と橋脚。短い区間ですが橋脚を設ける必要があったのか。
そして車道とクロスして一直線。ここから先は分かりやすいです。
道道1号とクロスする地点。豊羽側に向かって。
これは踏切の跡を舗装し直したものと思われます。
定山渓の市街に入って、鉄道の築堤が写真右手に少し小高く続いています。
錦橋で、写真左が橋台です。この辺で専用線は終わります。
精錬所の周辺はもう少し調べる余地がありそうな気もしますが、とりあえずざっとこんなものでしょう。
まずはWebで拾った1947年の地形図。現在の元山ではなく、水松沢変電所の辺りです。ここにある馬車軌道が後に鉱山専用線になりますが、その際に位置と線形が変わって車道になった部分もあります。
こちらが現在の地形図。
上のA地点ですが、車道から見ると橋に見えます。
接近してみますと、幅のある橋ではなく、地面がそのまま広がっていますので、これは排水口ですね。という事は、この辺に何があったのか。
遺構のように見えなくもないものが斜面際にあった気がしましたが、クマの出没警告もあって藪に入って確認するのはやめました。この辺は、鉱山専用線の車道を横切った延長ラインにありますので、この辺まで分岐線が伸びていたことも考えられます。
続いて、B地点の精錬所煙道とされるもの。道路のすぐ脇にありますので、車道を作る時に切られたのではないかと思います。川の方を探せばまだ遺構がありそうな気もしますが、それも今後の課題。
ちょうど車道からの裏側になります。奥が車道に面しています。熊が潜んでいる可能性もあるので、恐る恐るでした。
上の写真の左側に横穴が開いていますので、左に回ってみました。溝がありますんで水でも流れ込んでいたのでしょうか。
そのすぐ脇の遺構。
接近するとこんな感じ。
水松沢変電所の辺りは何かに使っている敷地で車も止まってましたのでスルーして、C地点の神居橋、鉱山軌道跡の橋台です。右側もあります。
D地点にも橋台と橋脚。短い区間ですが橋脚を設ける必要があったのか。
そして車道とクロスして一直線。ここから先は分かりやすいです。
道道1号とクロスする地点。豊羽側に向かって。
これは踏切の跡を舗装し直したものと思われます。
定山渓の市街に入って、鉄道の築堤が写真右手に少し小高く続いています。
錦橋で、写真左が橋台です。この辺で専用線は終わります。
精錬所の周辺はもう少し調べる余地がありそうな気もしますが、とりあえずざっとこんなものでしょう。