2024-12-16

山歩き 手稲

探索ネタ拾いな人がスルーするようなタイトルにしましたが、今回の目的は手稲山の自然歩道を登って行って、手稲鉱山の万能沢坑(記事は現在は非公開)を上からアプローチする偵察のような感じです。

自然歩道を登って行って、上の尾根ラインに出てから下の方を見ると、道のような白い横帯が見える。

高低差が接近してから行ってみると、明確な道の跡とは言えず、しかしこの辺の木は小木ばかりで当時は刈られた空間のようだが。いまいち確証に乏しい。

自然歩道脇のリフト。鉱山の索道をスキー用に再利用したとかいう説もあるが、これも確証はない。

昔からWebにも上がっているけど、自然歩道を挟んだ向こうにあるドラム缶。周辺に他の人工物はない。

で、今回の目標。この万能沢坑の上にある444mの三角点を経由して降りる道を確定させたい。


入口は自然歩道脇のこの古いポールの辺りなのだけど、それっぽい雰囲気は全くない。
しかし、10mほど入ると背の高い切り株が数本ある空間がある。


そこからGPSの地図画像を見ながら尾根の突端方向を目指すと、道がハッキリしてきた。手前の小木にうっすらピンクテープがある。

その途中、道を真横に横切るように塹壕のような大きな溝が掘られている。

これは岩が割れたものではなく、石垣でしょう。

ここもそう。まあ人工的な建築物がないんで確証はないんだけども。

さらに進む。ここも道が明確。

そして、このピンクテープの位置が444m三角点のようだ。この写真左奥に小さい看板とピンクが見える。

写真右下のピンクのプラ板は途中の木にも2つほどあった。劣化しにくいようにテープの代わりに付けたのだろう。

これが尾根の先端方向で人工物はまだ見えないのだけど、私は勘違いしていた。古地図では三角点から左側に折れて谷に向かわねばならないのに、尾根を見ていたというわけ。どうりで道が見えないわけだ。

この時点で午後2時45分。吹雪で視界も良くないし、日没までの時間的に限界ライン。自然歩道を横切ってリフト沿いに斜面を降りてスキー場の車道へ向かう。深い笹が雪で完全に倒れてなくて、足に絡まって何度も雪の中に転倒した。

軽川沿いの旧道経由で安全確実に下山。手稲駅でちょうど真っ暗という絶妙なタイミング。

しかし、万能沢坑は割と斜度のある山中で深雪期は危険だし、かといって雪のない時期は藪で進みにくい。どうしたものか。

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