道道691はすでに冬季通行止めに入ってますが、自転車でそのまま進み、気になった廃道があったので入ってみました。

単なる砂防ダムを造る作業道ではない。

上の方は少し開けた感じで分岐があり、このような遺構があるので昔は住居があったのではないかと。
道道に戻って赤平へ。現役の道なのに倒木もちらほら。
この時点で3時半で、夕方5時過ぎの便で赤平駅から乗る予定でしたが、とにかく寒いんだよ!って大した事もせずにそのまま走行して砂川へ向かいました。そして、日没時に砂川市街に入ったところでトゲトゲの木の枝を踏んでパンクさね。
そして、11/27。たまたま休みになったのと、天気予報が少し好転して日中は小樽方面だけ晴れるというので、朝里ダムの方へ向かってみました。午後からも降るかもしれないので4台の折り畳み自転車のうち今回も探索用車体1択。
とりあえずの目標は、朝里ダムの少し上流にある、道道から分岐した赤井川国道に向かう廃林道の橋。地形図では実線だが、濃い笹薮の廃道で、どう見ても点線道すら危うい。

道道のミニゲートの向こうに少し空間があるが、その先は藪なので徒歩で。

川の付近だけこのように少し道らしくなるが、橋の直前から再び背の高い濃い笹藪。

ガソリンの携行缶だろうか。

そして橋に到着。片手で笹をよけながらの撮影で、転落しないように慎重に。
細い橋に見えるが、縦半分が右側にズレてポッキリ折れたように見える。鉄筋も入ってなさそうなので渡ってみる気は起きない。奥の青いのはブルーシートですね。
ストンと落ちる足元なので、ギリギリの位置に足を置いてから横っ腹を撮影。水量が多いので下には降りられない。
とまあこんな感じで撤収して、道道を少し戻ると、道道脇にこんな流れが。この程度の流れで、ここだけしっかりコンクリートを使ったのが気になって登ってみた。

道と言えるほどはっきりした線形ではない。
まっ平ではないけど、こんな空間もあったので住居があった可能性が高いが、確証になる人工物がない。
そこからさらに道道をダムの方へ下って、木がスカスカの場所に入ってみて、中腹に巨木の空間があったが、ここも人跡の確証なし。時代が古いんでしょうね。
あとは、以前に冬に明礬鉱山跡を探した記事がありましたが、そこに向かって少し入ったものの、藪は濃いし明確な道の跡もないので、突っ込んでも収穫はないだろうなと撤収。この写真は帰りがけに寄った廃分岐。
こんな感じで、家まで自走で帰ろうとしたら張碓峠から雨の走行となりました。ケチらずに自転車を畳んでJRにすべきだった。