2021-06-26

国道275号 幌加内峠旧道

鷹泊側から。バリケードは道の脇によけられて、一応は入れるようになっています。

ここにもバリケードの残骸。

現役時に走行した事がありますが、路肩が狭いのに大型車がガンガン来るので、緊張を強いられてあまり通りたくないと思った記憶が。


ここで唐突に舗装が途切れます。自然に還すために標識や舗装など人工物を全て撤去したようです。


国道だったとは思えない風景。



橋が撤去されてます。ショックが大きくて銘板があったか調べるのを忘れました。

舗装などが残っていたら自転車をかついででも突貫したかもしれませんが・・。

現道に戻って、幌加内トンネル坑口横の作業道に入ってみる。連絡してるハズと思ったんですが、こちらもすぐに舗装が無くなり、しかも道が川と化して荒れていたので断念。

というわけで、幌加内側です。こちらは鍵付きチェーンで封鎖。



通行止め用のゲートから先は、こちらも舗装が撤去されています。





ピーク地点の幌加内峠です。

ここからは下り。







先ほどの橋の撤去部分まで来ました。ここから左へ直角に林道が分岐していて、そちらへの出入りの関係で道がさほど荒れていなかったのかなと。

というわけで、一通りは完遂しましたが、人工物の撤去で廃道風景としては物足りなく終わりました。

2021-06-24

恵庭鉱山に少し入った

大した内容ではないので、そのうちに消すと思います。

高速バスで滝川まで行ってサイクリングしようと思ったらコロナ減便で正午近くまで便が無いと分かり、近場で適当に走るかと地下鉄の真駒内駅から支笏湖へ向かってスタート。

昔はママチャリで何度か往復しましたが、もう何年も行ってない。2代目の折り畳み自転車の初期の頃に支笏湖西岸の廃道道と美笛旧道に行って、あとは光龍鉱山に行ったくらいか。いつでも行けると思って、いざとなると面倒になってたと。

で、光龍鉱山はスルーして国道の上り勾配を上がりきった辺りにあった下金山第一林道だったか。少し臭う、と入ってみた。

小規模だけど砂利の採掘でもしていたのか。露頭があちこちに。



登り返すのがイヤなのでここで引き返し。管理者なのか後ろから車が来たのでびっくりしました。

そして、漁川の辺りでタブレットを出して恵庭鉱山はこの辺から入るのかと。後で落ち着いて見直すと選鉱場のGPS座標なんかもありましたが、ガチ探索するつもりも時間もなかったので、とりあえず入ってみたと。

予備知識なしの状態で道路脇に階段を見つけ、林に入ってみる。何も見当たらない杉の植林だけど、(もうちょい奥・・)と一段上がってみると。


コンクリートの土台がいくつも。後で資料を見るとこの辺に学校があったそうで。





林道に戻ってゲートを越えて進むと、倒木が。問題は足が埋まるくらいドロドロにヌカっていて、自転車を押しては進めないということ。自転車は置いていく事に。


しばらくは何も無かったのだけど、道に白い金鉱石のズリが見られるようになる。


道端に古い木橋があったので入ってみる。


何も無い空間に出たのだけど、この右脇に人工物が。


長い直方体の形をしたもの。


これが裏側。キレイにカットされていて自然の造形ではないと思う。


この辺にはあちこちに遺物が。踏み分け道もあるけれど調べている時間は無い。






さらに林道を進むと川の近くに出て、そこから林道は急カーブして上がっていく感じでしたが、(この辺まで)と感じたので引き返し。午後3時半なので、支笏湖温泉街に4時半、千歳市街に5時半くらいだろうと目算。

後でログなど調べたら、この折り返した地点の川をそのまま上流に上がっていくと坑口で、選鉱場は林道から少し離れた所にあって通り過ぎてたようで。

すでに多くの人が探索済みなので、よほどの機会がない限りは再訪しないかもしれません。

2021-06-10

道道637 西川東静内停車場線

この道の話は古くから道路系のWebで散見されましたが、たまたま寄ったついでに撮ってみました。

最初は普通の道道のようですが、途中からこのような狭路に。


道道らしくしっかり標識が付いてますが、さほど必要とは思えません。

逆方向を向いて。

ソコを抜けるとツツジ園。新ひだか町の町花エゾヤマツツジ。ちょうどシーズン。






これも振り返った方向。


待避所は草むら。

上の写真にも写ってますが、すぐに通行止バリケード。Webを見てみると少なくとも2006年からずっと。さすがに当時より荒れた感じ。

で、私有地立ち入り禁止とのことで小さい看板がありましたが、この先まだ公道のはずの道道が続いているのにどういう事か。道道1045のような闇を感じますが、山中で行き止まりになっている道道は鉱山と関係している物が多く、管理のために道道指定して道を維持しているのではないかと。



それで、ココはというと。ちょうど道道起点が鉱床区域。

道道起点を過ぎてそのまま林道の終点付近が、地形図幅の示す静内クロム鉱山の位置。

現地に行って思い出しましたが、以前に自転車でも来ています。浦河から静内まで内陸を走った時に、何だこの道はと。私の自転車なら突入できるとは思うんですが、日高の山中は熊が多いという印象で、最低でも山刀とロケット花火など装備して腹をくくって行かないとという感じ。

JR日高線が廃線になってしまったので、自転車でのアプローチも難しくなりました。どうしようか。