まず、武華隧道のデータを。
層雲峡から留辺蘂に向けた道路新設工事の一環として、昭和31年10月20日に竣工。
馬蹄型コンクリート巻立で、延長150m、高さ5.5m、幅員6.5m、縦断勾配1%。
旧道は現在の地理院地図には跡形もありませんが、他のマップに描かれているものもありました。
まず、上川側から。舗装が剥がされているので見た目は林道です。
深山橋の上だけ、剥がせなかった舗装が。
左へカーブしたその先には。
ここで急に植林。
坑口をコンクリートで塞ぐというのはよく見られますが、ここでは坑門ごと埋められています。
坑門前で振り返って。廃道化した前か後か、ストンと崩落しています。
それでは留辺蘂側から。こちらは最初から植林されています。
しかも、かなりの数で横に溝も切ってあるので、自転車に乗ったまま登れません。
ここが、地図で七福台となっている地点。景勝地というわけでもないようで。由来は何でしょうか。少し空間があるので、パーキングエリアだったのかも。
左にカーブした先は切り通し気味の谷間。
こちらもやはり、坑門ごと埋没と。
がっかりしましたが、どうなっているのかは分かりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿