2015-05-15

千歳湖と美々川源流

千歳湖という名称を知っている人はマニアではないかというくらいマイナーなスポット。美々川の水源池で千歳科学技術大学の近くにあります。

以前に雪が残る時期に美々駅から歩いて美々川に入り、スノーシューで千歳湖まで行ったことがありました。野鳥が羽を休める湿地帯で、狐の足跡に付いていけば間違いないだろうと思ってましたが、氷を破って水に落ちた跡が。キツネ先生ェ。

今回は苫小牧から移動してウトナイのサンクチュアリに立ち寄って少し散策。木道も整備されてますが誰もいなくて静かな場所。

美々駅の方から向かいましたが、自転車で川沿いに入れないのでかなり遠回りをする形で千歳湖の方へ。
 
上の地図にありますが、見落としそうな砂利道に入ってすぐに数台分の駐車スペース、そこから斜面を下りる徒歩道で遊歩道に入ります。廃道は地図にあるけど視認は難しいレベル。源流散策するには普通に湿地帯に踏み込むしかありません。

 ここから流れ出す川の方へはいくつかの踏み分け道。人の足跡もありますね。




不用意に入りすぎると方向を見失うので、散策する方はGPSの装備を。
雨が降りだすまでには電車に乗ってしまいたいと思い、深入りせずに帰りました。

苫小牧 北大演習林

当初は塩狩峠の一目千本桜と国道40旧道のつもりでしたが、どうにも気が進まなくてまた来年。何となく足が向いたのが苫小牧の北大演習林です。昨年、「苫小牧 林道ぶらぶら」の項で勇払川の源流を目指して挫折しましたが、今度は幌内川。

常連さんは、何だつまらんと思うかもしれませんが、源流に惹かれるのは心がピュアなものを求めているからかもしれません。病んでいるのかね。

さて。案内看板もなくて道が分かりづらかったです。日中に一般公開されてますが、エリアは限定されてますし、枝道には車やバイクは進入禁止なので、駐車場に止めて散策というスタイルになります。ゴミも無く管理されているので、一言でいえば一般人にとっては良質な自然公園です。









山菜は許可を取れば採取できるようですけど、林は研究用で入れないのでワラビ・ゼンマイくらいしかなさそう。
林道を進んで源流の方を目指したかったんですが、着いたのが昼過ぎで、雨が降るという夕方までに千歳の美々川まで移動したかったんで軽めの散策となりました。

2015-05-08

豊浦 大岸鉱山 精錬所跡 後編

すでに初夏という感じです。








 





この最下段からは農家のビニールハウスと畑が見えます。そこを通れれば楽なんでしょうが、さすがに無断で入れませんので、横の視界の無い猛烈な笹薮を抜けるしかない。仕方ない。

奥義 鬼熊炮炎歩:
中国拳法・形意拳の1つである熊形拳の流れを汲むという説があるが定かではない。防御を一切考えず、気の
発勁を前方に集中して障害物を粉砕しながら突進する技である。
(「実用中国拳法 これでアナタも嫁要らず」 民明書房 より)

でまあ結局、わずかの差で列車に乗り遅れて2時間待ち。礼文華の森林公園まで行きましたとさ。

豊浦 大岸鉱山 精錬所跡 前編

GWの5日にJR1日散歩切符で行ってきました。大岸駅に11時半くらいだったか。自転車を展開して道道を進み、鉱山分校のバス停を過ぎると、目印の看板がありました。朽ちてきてますね。

資料も何もなくふらっと来たので、ともかくそこから林道を進んでしまいました。GPS地図上で川沿いの道の終点の数百m手前に林業作業道分岐があり、そこからは道が急速に荒れています。
すでにその時点で私の周りに多数の小虫がたかっており、耳や頬が刺されて腫れたり出血。だーーっ!限界!と引き返しました。結果的にはそれが良かった。

高速道路の向こうに何やら遺構が見えた。ってことは、精錬所の位置は高速道より内側だったってことか。無駄に刺された耳がかゆい。フェンス沿いに移動して遺構の最上段に入るのが一番楽です。












続きます。