不安定な天候のせいで現地で日程やルートを全て組み替えまして、国鉄標津線の廃線跡探索の直後となる、旅の2日め午後4時半に厚床駅(下図のA)を出発、海の方へ出てから道道142に沿って厚岸へ向かうルートを取ります。
海へ出るまではそこそこ快走でした。これは道道142に出てすぐの辺り。
あとは海沿いに10kmくらい?楽勝でしょ、と思ってましたら青看板では20km以上の表示。しかも、5~7%の勾配のアップダウンがずっと連続。厚床まででも結構疲れてたんですが、時間と体力をかなり削られ、ヘロヘロの状態で午後6時半にようやく霧多布岬のキャンプ場へ(図のC)。3km手前に温泉がありますが、そこに行く力は残っておらず、体を拭いただけで横になりました。キャンプ場は狭くて、夜11時半くらいまで女性に延々と語ってるオッサンの声が響き渡り(注意されてやっとやめた)、なかなか寝られず。いい年して困ったもんで。
雨の予報もあったんで長居は無用と、翌朝4時にそそくさと撤収して出発します。以前に車で来た時は視界も怪しいほどの霧でしたが、今回は少しガスってる程度。
これは霧多布湿原です。釧路湿原とはちょっと違って、アフリカの草原のような眺め。
霧多布から厚岸の間は相変わらずアップダウンはあるものの、前日ほどキツくはなく、割といいペースで走れました。断崖が続く地形上、道は崖上の少し内側の林の中を走ってまして、見晴らしの良いポイントは実はそれほど多くはありません。
展望所があるのは、涙岩と、あやめが原の2ヶ所くらいでしょうかね。道道沿いもそうだったんですが、とにかく蚊が多くて自転車を止めただけで殺到し、落ち着いて撮ることはできませんでした。キャンプよりも道中の方が数倍も刺されました。
あとは厚岸市街に向かいます。
厚岸市街に入ったところで漁協の直営店に寄りましょう。途中で休憩したおかげで、ちょうど午前9時の開店直後に入れました。ここでは、生のカキを買ってレンジで蒸しガキにしてその場で食べることができます。私はLLサイズ160円を2つ。ここに来るのは3度目ですが、ブログネタということで。
腹の足しにはなりませんが、美味しゅうございました。その後、厚岸駅で自転車を畳んで、JRで釧路湿原へと。
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