2013-01-30

幌内炭鉱 布引坑

昨冬も行こうとしたんですが、幌内の集落を外れて山に入ると長靴大の足跡がやたら多くて、もしかして雪山歩きがブームなの? って足跡を追ってみたところ。人間が歩くとどうしても崩れてしまうような斜面にも整然と足跡が。沈思黙考ポクポクポクチーン。実はクマでした本当にありがとうございますって山奥に入ってから慌てて引き返したのでした。おかげでクマの行動パターンのクセが結構見えてきましたけども。

今年は寒かったのでさすがにウロウロしてないだろうと。高速バスと路線バスを乗り継いで三笠市街へ。そこから30分ほど歩いて幌内集落の外れに午後1時半。
今回はキツネや鹿の足跡のみで、雪の上にかなりしっかりと獣道が作られてます。行きに鹿2頭、帰りにキツネ1匹遭遇。クマはいないんだねと割と安心して歩けました。

さて、見えてきましたよ。

手前の遺構をのぞいてみる。

風洞トンネル。開口していて右上から左下まで通ることもできます。

こちらはコンクリートで塞がれた斜坑口。

今はこんな窓は見かけませんねぇ。

窓にカメラ突っ込んで1枚撮ってみる。もうね、何が怖いって屋根から大きくせり出した雪庇。ボトリと落ちてきたら即死って感じなのでカメラの設定や構図なんて考えていられません。

入ってみますか。

パッと見、古い教会みたい。でも床には鹿のウンコ多数。


開いたまま朽ちた窓。

素晴らしい。

ざっとこんな感じで、雪で隠れてる危険箇所もあると思うので深入りせずに帰りました。クマの多発地帯なので夏に1人で来るのはちょっとキツイですねぇ。最低でも手斧くらいの格闘戦の装備はしたい。

2013-01-17

氷筍 2013 後編

続きいきましょう。


少し奥の方へ行くと、霧がかったようになってます。レンズがすぐ曇るので少し時間を置きましたが、何らかのガスも出ているようで臭いもしますね。



奥の方は氷が小ぶりなこともあり、深入りしませんでした。氷のコーティングで思わぬ所で滑るし暗いですしね。 ISO800で長めに露光して撮りましたが、微妙なブレとレンズの曇りで結構な枚数を捨てました。




では、そろそろ出るとしましょう。

時計を見ると、12時20分。帰りのバスまで40分しかありません。川渡りもあるのでとにかく急ぎました。少し発車を待ってもらった感じで何とか間に合いました。
登別温泉まで戻り、銭湯「夢元さぎり湯」で入浴。390円。露天はないですが硫黄の良い湯です。 その後は特に寄り道もせずに早めに帰りました。

2013-01-15

氷筍 2013 前編

この冬の寒さでカルルスの氷筍が急速に成長しているという話を聞き、急遽行ってきました。JRの18切符は期間が終わったので、今回は一日散歩切符で。スノーシューの修理を終えてから睡眠をとらずにそのまま朝イチで出ることになりました。
朝8時40分に登別駅に着いて、バスで登別温泉、そこでカルルス行きに乗り換えて9時45分にサンライバスキー場。そこからスノーシューを装着して山に入っていきます。

この日は私だけでしたが、連休中にそこそこ人が入ったようで、スノーシューの踏み固められた跡が続いていました。途中で川を渡っていた部分の土管が流されて道が決壊していて、スノーシューを外して(小さい流れですが)川を渡る箇所もあり、昨年よりもアプローチが少し面倒になってます。また、氷筍のある坑内も氷が多い延長で地面もかなり氷でコーティングされてまして、岩の地面だと思って足を進ませるとツルンといったり。スパイクやアイゼン付きの靴の方が良いと思います。

さっそくいきましょう。









まだ続きますよ。