2012-08-12

旧狩勝線をゆく

現在のJR根室本線は、落合駅を出るとぐいっと南にコースを変え、石勝線と合流しながら日勝峠寄りの山中をトンネルで突く形になってますが、昔は狩勝峠を通ってほぼ国道38号に近いルートをとっていました。

現在では、その路線跡の一部はフットパス(散策道)として整備されています。今回は、新得から新内隧道(トンネル)まで自転車でたどってみます。

ガーデンショーからそのまま午後3時に新得駅に着き、自転車を展開して走り出します。線路沿いの道を走ってますと、すでに脇の藪の中には段の形で路線跡の地形が見えますが、ほどなくしてフットパスの入り口に。
しばらくは直線で、1kmごとにキロポストが立ってます。
特に景色に変化はなく、単調な道のりです。しばらくしてから少しカーブが入って狩勝峠を目指して登っていきます。その途中の小笹川橋梁。階段で下に降りられます。
この先の急行まりも号の脱線転覆事故現場には案内看板がありました。新内駅に近づいて、脇にR=241.5という小さい標が残ってました。カーブの曲線半径だと思います。
 この先から、道に馬糞がかなり落ちるようになってきて、道も蹄で掘られて水がたまって荒れてきてます。新内駅近くのサホロの乗馬クラブの仕業だと思いますが(前方を馬で走ってる姿が見えた)、糞の始末くらいして欲しいものです。この辺では自転車が何度かスリップしかけましたが、足の着き所を間違えると悲惨です。

そしてやっと新内駅跡。フットパスはここで終了。

いったん車道に出て先に進みますが、路線跡は道路脇に少し藪に埋もれながらも分かる形で残っています。ゴルフ場から先は林道に入り、路線跡と重なっていきます。
 少しずつ滑らかに登るために山の斜面をガッツリV字に削り、排水用に路盤の両脇に溝を掘った箇所もありましたが、当時の人力主体での工事は大変であったろうと思います。

そして眺望が開けてきました。機関士泣かせの大カーブ。大きくカーブしても、それでも急だったので速度制限と脱線防止レールも付きました。
 この先、道は路線跡の藪化して少し荒れた道と林道とに別れますが、林道を進んでから降りる形で路線跡に合流できます。林道をそのまま進むと国道38の狩勝峠6合目看板の所に出ます。やっと新内隧道が現れました。
 脇の案内看板。
2ヶ所(狩勝と新内)のトンネル工事を含めた鉄路建設では、枕木の数ほど犠牲者が出たそうです。トンネルの掘削では人柱まで建てたとの話も。

この先には行ってませんが、時間的にもここで帰りの列車のちょうど1時間前、5時15分だったもので、急いで国道38に出て30分で新得駅に戻りました。

0 件のコメント:

コメントを投稿