今回は金色の折り畳み自転車「百式」で。GPSに路線跡が表示されるので、とりあえず胆振線に沿って見ていくことに。
市街地の痕跡は無いだろうと思ってましたが、意外とあるもんですね。
六郷駅です。
車掌車の中。
寒別に向かう途中。倶知安方向。
こちらは寒別方向。
寒別駅もホームが残っていました。
しばらく行って、道道478に近づいた地点の北岡駅付近の踏切跡。この反対側が北岡駅ですが帰宅するまで失念してました。まあ畑になってますし。
京極駅の手前の倶知安方向。
そして京極駅はというと、敷地が全部ジャガイモの倉庫施設に。
線路跡が駅跡倉庫施設を抜けて国道とクロスする地点。
そして道道784に入ってしばらく進み、廃棄物最終処分場の少し手前の、道道の倶楽橋の横の国鉄の脇方支線の橋台。
橋台の向きから言って、斜めに道路をクロスして畑の周りをぐるっと築堤で回る事になります。
刈り払いされていた碑。

まず左に進みます。

脇方小中学校跡。

その敷地に残る焼却炉の煙突ですかね。

そのまましばらく林道を進みましたが何もないので処分場まで引き返して道道を進みます。
こちらは鉱山の碑ですね。閉山は約55年前。




地理院地図の道道起点は上記の碑の辺りなんですが、私のGPSではもっと奥地のこの地点。
写真に写ってない左側に、道道と並行して戻る道と、山に入る廃道がありましたが、藪が深くて今は入れない。

さて、先に出てきた国鉄橋脚のあった道道の倶楽橋ですが、畑の向かい辺りに川に向かう道の跡があり、私のカンはそこに引かれました。船を出すような川ではないので、昔は洗い越しでそのまま川を渡ったのか。
で、対岸に注目。赤茶けた排水を出しているフタ付きの暗渠がある。どこから来た水なのか?
コレです。
ちゃんと対岸を進む廃道があるんですね。草に覆われて進みにくいですが。
ちょうどその暗渠の付近に、コンクリートの遺構を発見。
分厚いコンクリートが山に食い込むように入ってます。その右手のコンクリートの中から水の流れる音。これはもう、アレですわな。
実のところ、少し離れた所で建物も木々の間から見えたんですが、草が深い上に動物が草を倒した跡があって、鹿ってこんな事はしないよなあと、引き上げて後日の宿題としたのでした。