いつものようにJR一日散歩切符で新夕張に12:10着。
先日のように自転車で国道274を進みます。
登川トンネルを出て少し行くと斜面を急登する草に埋もれた細い舗装路があるので、そこに自転車を入れます。車は行けないけれども、国道の先にあるPAに止めるのがよいでしょう。
両側に残るガードロープが国道の名残り。
標識が残っている。
上の標識のすぐ左手になりますが、林業作業道でも林道でもない道。ここにバイクで入ったブログもありましたが倒木で引き返したそうです。国道以前の古道かもしれません。
PAからは現役の林道と重複しているからか、しっかりとした道の状態。この先も所々ガードロープが残っています。
現道の方と同名の桂木橋。昭和43年竣工。
この手前で現道に通じる横道があるのだけど、このまま直進します。
地形図では道が合流してますが、ガードレールがあって行き来はできません。
さて、そのまま少し進んで、PAが目印となる大和炭鉱の集落跡。写真背後が国道とPA。
まず旧版地形図から。
こちらは今回のログ。
A地点。一段上がる踏み分け道。皆さんここまでは来るようで、ゴミが残っているのもこの一段上の辺りだけ。
そして上がったB地点の足元をよく見ると、古い金属パイプ。複数見られる。時代だからか、あまり良い品質とは言えない。
山から下りる小川は石で土留されている。
居住地と思われる平場。
道の形跡はそこかしこに見られるが、とにかく笹が深くて体に絡みついてなかなか進めない。まともに進むのは断念する。
ここでの1つの目標は、水道管らしき金属パイプがあったことと、旧版地形図で山の上方の給水施設らしきものへ送電線があったので、遺構がないかどうか登ってみたいと。
笹の比較的薄い斜面や尾根ラインを使って強引に登ってC地点の廃道に出た。
ここは道がハッキリしている。
D地点で笹が深くなり、道は直進で登ってから左にカーブして山頂を目指す感じだったが、これ以上は得るものが無いと判断し、引き返す。
山の上を見るが、コンクリートの建物跡など遺構がある感じはしない。
あとは炭鉱坑口方面への道がどうなっているかと。E地点が入口だろう。
しかしF地点で猛烈な濃い笹薮に塞がれ、進めなくなる。打つ手がない。
それでは、川の対岸の学校跡の方面はどうなっているか。千円スニーカーで構わず川に突っ込む。
G地点。

H地点。

I地点の手前に広場がある。

I地点の小川。

そこから学校跡の台地に登ってみたけど、笹をかき分けて何とか上がってもこの背の高いススキ。見通しが全くきかず、これでは学校跡の碑を探せない。

J地点。トタン板を発見。めくってみたが文字は見当たらなかった。

ルートを変えてK地点、当然ながらこっちもダメ。見通せない。

L地点。送水管の遺構か。サヌシュベ川の方にもいくつかコンクリート塊が転がっている。
これも中にパイプが通っているのであろう。
というわけで、午後3時40分に撤収。国道を登り返して新夕張駅へと。