2016-12-31

小樽 塩谷散策(改)

最初の散策は2016の6月でしたが、その後に塩谷の廃道探索などした結果を加えて記事を改めました。

まずは塩谷の国道トンネルのスキ間へと。

 前に撮った気がしないでもないですが、まあいいか。

 旧道トンネルの出口から。


そこの地蔵尊に参拝したことはあったんですが、内部横の壁に云われが掲示してあったのに気づきませんでした。塩谷~桃内間で7か所ものトンネルがあったとは!

上の地形図で小さく「何コレ?」となっている部分ですが、トンネル工事の作業道だったようで、様子が一望できました。
右のコンクリートが現在の国道トンネルで、左側の旧道は土砂で埋まってます。下は崖で降りられませんので、これ以上の追跡は無理ですね。

次は塩谷の集落を抜けて、気になった場所へ。崖の方に道がありますが、余市歌越のように海岸に降りるルートとか漁業集落の跡があるのかと。

古い舗装路が続きますが。

途中からジャングル廃道で、今回は時期が悪くてあきらめました。

そして年末に、スノーシューでその先に踏み込んでみました。割とあっという間でした。右側が海です。

並んだ木が道幅の空間とともに尾根へ伸びていますね。

余市の歌越海岸のように降りられるのかと思ったら、どこも完全に絶壁でした。海に向かう強風が吹くので、これ以上は近づけません。

オタモイ方向を向くと、右手から緩やかに登って切り開かれた道がありそう?と思いましたら。その先も絶壁でした。

尾根へ登る途中に振り返って。左手奥が塩谷の集落です。

尾根を越えて崖沿いのラインで古道を探してオタモイへと思っていたんですが・・・。
地形図で処分場となっているエリアが思ったより広大だったようで、身も蓋もありません。左側はすぐ崖です。動いている車両もあるし目立つので、ここで引き返しました。

さて。6月の話に戻ります。

オタモイ側の道を登りつめた右手には。 小樽新道岬観音だそうです。

ここから三十三カ所が始まっているのは、初めて知りました。自転車なので通り抜けはしませんでした。

三十三カ所の終点の先にも元々は道がオタモイまで続いていたようで痕跡はありますが、夏場は笹薮が濃くて道を途中で見失いそうです。

2016-12-13

オマケ: 稚内・大沼近くのレンガ遺構

オマケ写真です。天北線巡りの時に宗谷岬に寄り、道を間違えたついでに大沼近くのレンガ遺構に寄ったので、その写真を。







2016-12-08

幌延町の無人駅

天北線巡りを終えて、中頓別から峠越えして問寒別に出て、歌内駅からスタートしました。
ほとんど同じような貨車駅舎なので、凝らずに記録として同じ構図で淡々と撮っていきました。実際には角度を変えてもうちょっと枚数撮ってます。



 問寒別駅。ここはちょっとした集落で、駅舎もリフォームした感じ。


 糠南駅。不覚にも、焦っていてこの”窓付きの物置”の中を見るのを忘れてしまいました。

雄信内駅。



安牛駅。


 南幌延駅。待合室の中は撮りませんでした。



上幌延駅。


幌延駅は通過して、下沼駅です。日没でちょーっと車を飛ばしました。



町が維持管理費を負担するとしてとりあえずは延命しましたが、路線自体の廃止論議もありますので、今後どうなりますでしょうか。

2016-11-29

国鉄 天北線 その4

猿払駅跡。遺構は何もありません。ここで廃線跡サイクリングロードから廃線跡の車道に切り替わります。


駅跡の交通公園だそうですが、鉄道関係の遺構は見当たりません。公園自体も注意していないと通り過ぎてしまうレベルです。

鬼志別駅跡のバスターミナルです。ここは天北線関係の展示物が充実しています。




小石駅跡の交流センター。Wikiと写真の構図が同じでした。

曲淵駅跡の公園。小石からの駅間距離は20km近くもあります。

近くに炭鉱遺構があるので少し寄ってみました。これくらいです。

少し分かりにくい場所にありますが、沼川駅跡。裏手にホーム跡があるそうですが、そこまで見ませんでした。向かいの民家の窓に沼川駅の看板がかかってました。

樺岡駅跡。駅名標は道路の向かいから移設されたもので、路線は道路の反対側です。

恵北駅跡。碑だけで、路線跡の道が少し残ってます。


あとは声問、 宇遠内、と駅がありましたが、車道開発によって周辺も含めて完全消滅しているので省略します。宗谷本線からの分岐駅である南稚内までは同様の理由で行きませんでした。