地形図をスクロールしていて、そういえばあったな、と思い出したので立ち寄ることに。静狩の後で大岸駅で降り立ちます。吹雪はいまだ止まず。リュックも含めて濡れてますが、そのまま決行します。
旧路線のラインは地形図を見れば想像つきますし、現地に行っても部分的に砂利道として残っていたり築堤などハッキリしているので路線跡は分かりやすいです。道路転用された部分以外は横たわった笹やイタドリの量からして夏場は歩けないと思いますが。
大岸小学校を過ぎてすぐの地点。ここがハイライトの眺めかなと思います。切り通しと縁石。これ以後は藪が濃くなって単調な眺めですんで、引き返して一般道へ抜けて駅跡へ向かうのがオススメ。私はずっとたどりましたけど。
そして豊泉駅跡。ホームだけ残っています。大岸方向を振り返る。
反対側にもホーム跡は残ってますが、こちらは崩れかかって藪も濃い。階段もかすかな痕跡。
この先も進んでみます。路盤脇の排水溝に流れ込む川。コンクリじゃなくて石垣なのが時代を感じさせます。
弁辺隧道。約1.5kmで当時としては長い方じゃないでしょうか。「日記的な何か」のMorigenさんが通り抜けちゃってますが、私はやめときます。ライトもないし帰りのJR便もあるから。 撮るものもないし。
すぐに豊泉駅に行けるかと思いましたが片道1時間かかってしまって長万部行きのJRに乗れなかったので、淡々と苫小牧経由で帰宅しました。