比叡山鉄道(坂本ケーブル)の駅ではあるけれども、前もって申告したときだけ停車する通過駅。

ここは、信長の焼き討ちを弔う多数の石仏が埋まっていた地。当然にも古道があったはずですが、Wiki には、道は通行困難でケーブルカーでしか移動手段はない、とあります。その辺を調べてみようというわけ。
坂本ケーブル駅に自転車を置いて、少し歩くとこれが道の入り口。
あっという間に廃道に。
道はケーブルの下をくぐって右へカーブ。
割とあっという間に、ほうらい丘駅の近くに来ますが、この道は古道ではなく駅や地蔵堂に直接はつながっていません。川の護岸やこの先の砂防ダムの工事用道路だったのではと。
右上に地蔵堂が見えますが、それでは古道はどこにあるのかというと、ここから地蔵堂に向けて登ろうとすると1mくらいのギャップがあって、それはこの道を作る時に斜面を削った跡だと思われますが、その上の段に古道の跡があります。
これが石仏群につながる古道。

この右側すぐに霊窟と駅があります。この辺は人の手で石仏が整理されたものでしょう。

しかし元々というか大半は山の斜面に半分埋もれていたもので、辺りを探すとあちこちに見当たります。



古道の先がどうなっているか進んでみます。石仏はもう見当たりません。
崩落。この先は砂防ダムがありますし、右手はケーブル路線なので、崩落を超えたとしても難しいでしょう。
それでは戻って霊窟へ。ほうらい丘駅に隣接しています。
ここからケーブルカーに乗る場合は、インターホンで連絡して停車してもらいます。

それでは、古道を下ってみるとどうなるのか。ケーブルカーの下をくぐる所に隧道が。小規模のもので車両用ではありません。ケーブルカーの建設時に古道を意識して残すようにしたのではないかと。
意味不明な便器がありますが、その下は古いバケツになってました。隧道を超えると藪に飲まれていて、右手の下道との間には草に隠れた例の1mギャップがここにもあり、注意して進む必要があります。
というわけで、探索慣れした人であればそう時間はかからずにあっさり終わりますが、ふだん山歩きなどしない人はケーブルカーで行った方が無難です。