2018-10-26

ミニレポ: 万字炭山の運炭軌道

5月の「万字炭山 坑口と遺構」の記事で坑口周辺に行きましたが、そこから万字炭山駅とを結ぶ運炭路はどのようになっていたのか。たどってみることにしました。

万字炭山森林公園の駅跡近くのホッパーから出発します。すでにここから半分埋もれていますんで、当時とは地形がだいぶ変わっているようです。

ここから斜面沿いに川の上流方向へ進んでいきます。最初の大きなホッパーにつながる明確な軌道跡はなく、公園内は全体的に地形が変わっています。

これが後で出てくる大きなホッパーで、上の道道付近から斜面を滑り降りるように続いています。


そして、公園遊歩道の末端からは廃徒歩道がぐっと斜面を登り、ちょうど道道スノーシェッド直下の運炭軌道跡の路盤に出ます。そこから坑口方面まではすぐで特筆する事もないので、ここから戻る形で軌道跡をたどっていきます。

左側の斜面はコンクリートです。

この先は崩落で幅が狭くなって危険なのでいったん道道に上がって退避して、その先に路盤が復活します。

斜面の法面工事ではなく、やはり軌道路盤の土留です。

そしてホッパーの上端です。このコンクリの上が線路ですね。



地形的にはここでぷっつり切れますが、ここで線路が終わるのも輸送効率が悪いし、この少し先に平場があるので、その間は桟橋でつないでいたのではないかと。旧版地形図では車道から離れて見えますが、その道は旧道です。

万字炭山駅と坑口周辺とでは大きな高低差がありますが、それを解消するのに直接線路をつなぐのではなく、上から下までホッパーで流し落としたというわけですね。途中に隧道の記号があったので期待していましたが、どうやら潰したか路盤とともに崩落したかのようです。

2018-10-04

赤平アートプロジェクト 2018 後編

前半からの続きです。

「炭鉱用語」


「空知の炭鉱遺産模型群」


「炭鉱のかみさま、ほとけさま、げんさまシリーズ」

微妙にピントの合わせ所を間違えてた。こういうのはAFを切らないとな。


 「炭鉱マンとぱしゃり」



「炭鉱生活・昭和レトロ」

「祭太郎と巡る、そらち炭鉱のアートバスツアー」

「住友赤平立坑ネオン再び」

「閉山から二十四年。苔の生すまで」

「湯気になってのぼる」

「苔地蔵」

ごっつあんでした。

2018-10-02

赤平アートプロジェクト 2018 前編

昨年は終わった後に知りましたが、今回は間に合ったようです。10/8 までの土日祝の開催。砂川駅までJRで、そこから自転車で歌志内経由で行きました。

まずは初めて入るガイダンス施設の展示から。

そして坑口浴場の会場へ。

「石炭ガラガラ」


作品とは関係ないものも撮る。



「炭鉱の灯り」


 「光」


「灯火」

後編に続きます。